明けない夜はない まほらのまぼろし

明けない夜はない

夜の帳が降りてきて

空が青から黒へ変わるとき

心の色も闇に覆われる

さっきまでの元気や活気が

シワシワと萎んでしまう

大丈夫と思えていたことが

不安だけに取り囲まれてしまう

耳もとに聴こえるささやきは

苦しくなる言葉ばかり

どうしていいかわからない

どうなってしまうかわからない

悩んで、足掻いて、苦しんでも

答えはでないし、解決もしない

でも、明けない夜はないんだ

どんなにつらくても、苦しくても

いつのまにか悩みは解決してしまう

それは、寝ることであったり

夢中になにかをすることだったり

答えはあってないもの

気がついたら消えていることもある

どこかで別の道を見つけることもある

終わりのない闇はどこにもない

夜は朝に続いていく

闇は光へと続いていくのだから


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