波の音がこだまする
心地よい子守唄のように
耳元で鳴り続けている
夜が明ける前のひととき
君のことを想いながら
僕は波音に耳を傾ける
今はここにいない君と
一緒にいるような気がする
嘘でもいいんだ
僕の勘違いでもいい
それでも僕は君を感じる
君の息づかいや温もりを
手に触れて、肩を抱いて
何も喋らず砂浜に座って
ふたりで太陽が昇るのを
静かに待っているんだ
海を見ながら
空を眺めながら
君を見つめながら
温もりを感じて
息づかいを感じて
しあわせな時間に
この身を任せてしまう
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恥ずかしながら…少し前までは詩人といえば銀色夏生さんくらいしか知りませんでした。
最近はそれではまずいと思い、他の詩人さんも読むようにしています。
好きな詩人…谷川俊太郎、長田弘、加島祥造、茨木のり子などなど。詳しいプロフィール