愛の局面には
様々な顔がある
いつだって
笑顔とは限らない
夢を見ていて
微笑んでいる
しあわせがこぼれて
笑顔いっぱいになる
初々しいふたりの
親密な愛の情景は
ある瞬間から消えて
別のふたりに変わる
夢は壊れてしまい
微笑みは途絶える
しあわせはしぼんで
視線が合わなくなる
同じでいることはない
同じであるわけがない
愛は形を変えていく
愛は変化を求めている
出会った頃と同じ状態は
永遠に続くことはない
変わることを選ぶのか
変わることを拒むのか
ふたりでいるために
努力をしていくのか
ふたりでいるための
努力をしないのか
望んだものを手にする
それは間違いではない
けれども片側通行では
ふたりの未来はなくなる
互いのことを想い合うのか
それぞれの望みを叶えるのか
あなたの望みは何だろうか
本当の望みはどっちなのか
結果はどこかで現れる
虚飾はいつか暴かれる
愛の局面には
待ち時間はない
言い訳は許されない
妥協も認められない
本当に望んだことだけ
願いが叶っていくのだ
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恥ずかしながら…少し前までは詩人といえば銀色夏生さんくらいしか知りませんでした。
最近はそれではまずいと思い、他の詩人さんも読むようにしています。
好きな詩人…谷川俊太郎、長田弘、加島祥造、茨木のり子などなど。詳しいプロフィール