点と点がつながる
無数にある点の中から
まるで運命のように
引き合って繋がっていく
はじめは無関係だとしても
繋がることで点は線となる
細い線、太い線、柔らかい線
硬い線、鮮やかな線、複雑な線
さまざまな線が存在していて
どれもその人たちにとっては
正しくて、必要なものである
あっという間に切れてしまう線
切れそうなのに細々と繋がる線
ガッシリと繋がり続ける線
熱くてヤケドしそうな線
点が線となり、その線すらも
はじめから用意されていたならば
すべては決定されていることである
無理に切り離すことなどできない
強引に近づくこともできない
努力とか、頑張りとかは
短期的には効果があっても
長期的な視点では意味すら成さない
天のはかりごとのように
点と線は決められた配置をされる
定められた運命なのだから
逃れることなどできない
点と点はつながることで
ひとつの線へと形を変えていく
線は先へと続く道しるべとなる
未来へ向かう一本の道ができる
あなたの今目の前にいる人たちと
向き合うことだけが未来へ続く
ただひとつの希望の架け橋となる
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恥ずかしながら…少し前までは詩人といえば銀色夏生さんくらいしか知りませんでした。
最近はそれではまずいと思い、他の詩人さんも読むようにしています。
好きな詩人…谷川俊太郎、長田弘、加島祥造、茨木のり子などなど。詳しいプロフィール