恋してる
愛してる
この恋は
どこに行くのか
あの愛は
何だったのか
知るときがくる
解るときがくる
混沌の泉の濁りも
透明で澄んだ色となる
明けない夜はない
必ず朝はやってくる
どうしようもないときも
眠れずに泣き続けた夜も
いつか思い出の欠片となる
キラキラ光る星々のように
美しくて儚い光の粒となる
今の悲しみは、今だけのもの
後になってからは味わえない
決して未来とは同じではない
現状を恥じる必要はない
感じるままにすればいい
悲しんで、泣いて、怒って
叫んで、憂いて、惜しんで
たっぷり感情を味わって
味わい尽くしてしまって
もうこれ以上はいらない
もう飽きたと思えたなら
それは終わりの合図である
悲しみは綺麗に消えている
あなたの心の中にある
心のキラキラが復活する
また恋をしてもいいと
感じられるようになる
恋に終わりはない
愛に終わりはない
いつでも、どこでも
始めることができる
どこにいても
恋はできる
何をしていても
愛を表現できる
あなたはいつだって
勝手に恋すればいい
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恥ずかしながら…少し前までは詩人といえば銀色夏生さんくらいしか知りませんでした。
最近はそれではまずいと思い、他の詩人さんも読むようにしています。
好きな詩人…谷川俊太郎、長田弘、加島祥造、茨木のり子などなど。詳しいプロフィール