京都の伝統を受け継ぐ「京料理 三門」に、秋の訪れを告げる新メニューが登場しました。
2025年9月1日(月)から提供がスタートしたのは、平日限定の「くるみ蕎麦」と、デザートメニュー「桃とすもものひんやりあんみつ」。
上質な素材と繊細な味づくりで評判の同店が手掛ける、秋らしい香ばしさと果実の瑞々しさが楽しめる2品です。
平日限定「くるみ蕎麦」——秋の香ばしさが広がる贅沢な一杯

京料理の技と遊び心が光る、平日限定メニュー「くるみ蕎麦」(1,500円)。
更科蕎麦の上に、国産黒豚の角煮や白ネギ、赤ピーマン、いんげんを彩りよく盛り付け、見た目にも秋の訪れを感じさせます。
一口すすれば、蕎麦の上品な香りと角煮の旨みが口いっぱいに広がり、食欲をそそる味わい。

特に注目したいのは、2種類の“つけ汁”。香ばしくすりつぶしたくるみを使用した特製くるみだれは、まろやかでコク深く、口当たりはまるで胡麻豆腐のようになめらか。
もう一方の特製つゆは、鰹節の香りが豊かで、京料理らしい出汁の旨みがしっかりと感じられます。2種類のつけ汁を交互に楽しめば、同じ蕎麦でも全く異なる味わいが楽しめるのも魅力のひとつです。
くるみの香り×出汁の旨み——味の“二重奏”を楽しむべし!

くるみだれの甘みと、鰹出汁の塩味が織りなす絶妙なハーモニー。どちらか一方に決められないほど、どちらも主役級の存在感を放っています。
香ばしいくるみの風味に包まれた一口は、まるで秋の山里を思わせるような滋味深さ。

一方、出汁つゆでいただくと、蕎麦のすっきりとした風味が引き立ち、より軽やかな味わいに。とろりと煮込まれた黒豚の角煮は、口の中でほろりとほどける柔らかさ。
まろやかな脂の甘みが、くるみだれとも相性抜群です。季節の野菜たちが彩りを添え、見た目にも美しく、五感で秋を楽しめる一皿に仕上がっています。
「桃とすもものひんやりあんみつ」——果実が主役の涼やかなデザート

食後にぴったりのデザートメニュー「桃とすもものひんやりあんみつ」(1,100円)は、秋の始まりを感じさせる爽やかなスイーツ。
白桃と黄金桃の2種類の桃が贅沢に盛り付けられ、その瑞々しさと優しい甘さが口いっぱいに広がります。

ヨーグルトアイスとヨーグルトあんこ、そして寒天を組み合わせ、さらに鮮やかなすももソースをトッピング。
見た目にも可愛らしく、味の層が美しく重なり合う一品です。
bヨーグルト×すももソース——和と洋が出会う新感覚のあんみつ

「京料理 三門」ならではの発想が光るのが、この“洋風あんみつ”の構成。
ヨーグルトアイスの爽やかな酸味と、あんこの優しい甘みが絶妙なバランスで溶け合い、従来のあんみつにはない軽やかさを生み出しています。

すももソースのほのかな酸っぱさが全体を引き締め、後味はすっきり。
桃の上品な香りと果汁の甘み、ヨーグルトの酸味、寒天の食感が一体となって、ひと口ごとに違った表情を見せてくれます。
和と洋の垣根を越えた、新しいデザート体験を楽しめる逸品です。
食後は隣接する「青葉園」で、秋色の折鶴回廊を散策

「京料理 三門」のすぐ隣には、自然豊かな「青葉園」が広がっています。
9月からは、まるで紅葉のように鮮やかなイエローの折鶴が回廊を彩り、秋の訪れを感じさせる美しい光景が。

風に揺れる折鶴のきらめきはどこか幻想的で、食後の余韻をより一層深めてくれます。
美味しい料理のあとは、静かな庭園を歩きながら、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
京料理 三門の季節メニューで秋の香りを堪能してください

京都の雅と四季の彩りを感じる「京料理 三門」。
くるみの香ばしさが広がる蕎麦と、桃とすももの爽やかなあんみつ。
味わうたびに、季節の移ろいと職人の丁寧な手仕事が伝わってくるようです。
大宮の静かな一角で、五感で楽しむ“秋のひととき”を過ごしてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
- 店名:京料理 三門(さんもん)
- 住所:埼玉県さいたま市西区三橋5-934
- 電話:050-5570-5801
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:水曜・不定休
- アクセス:大宮駅から車で約15分/青葉園停留所から徒歩1分
京の味わいを通して、秋の風情を感じることができます。
「京料理 三門」で、静かに心ほどける季節の味を是非味わってみてください。
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