未来への道 まほらのまぼろし

未来への道

スーッと立ち上がる

スルスルと歩き始める

スタッスタッと次へ進んでいく

所作や、動作というものが

何事においても大切ということを

年をとるに従って感じるようになる

同じ動作も、人によって変わる

己の見方で変わるし

他人の見方でも変わる

何かひとつのことをするにしても

そこには複数の動きが混じる

同じ結果になったとしても

そこに至るまでの過程がある

美しい所作であったのだろうか

不快にさせる動作はなかったのか

これは実に些細なことかもしれない

瑣末でどうでもよいことかもしれない

けれども、この所作のひとつひとつが

未来への道を変えていくのである

結果に囚われるのは今に囚われること

未来に囚われるのは今に生きないこと

もっと、今に目を向けるのがいい

目の前の所作に注意を払うこと

丁寧にひとつの動作を行うこと

そこからすべてが始まっている


スポンサードリンク

カテゴリー: Life