9/23からダイナースクラブ フランス レストランウィーク2022開催
ミシュランガイドに4年連続掲載されている浅草のフレンチレストラン
今回お伺いしたフレンチレストランは浅草にあるrestaurant Nabeno-Ism(レストラン ナベノイズム)さんです。2016年にオープンしてからさまざまな賞を受賞しています。特にミシュランガイド東京は4年連続受賞しており、2022年は二ツ星を獲得している名店なんです。
エグゼクティブシェフCEOの渡辺雄一郎シェフは、ミシュラン店をはじめさまざまなフレンチレストランで腕をふるわれた経歴の持ち主。タイユバンロブション、カフェフランセ、ジョエルロブションなどで勤務されたのちナベノイズムをオープンさせています。
隅田川のほとりにあるお店は隅田川と夜景を眺めながら食事が楽しめる
浅草駅から歩いて5分ほどの距離にあるお店は隅田川のほとりにあります。お店に入るとスタッフの方が2階の席に案内してくれます。2階に上がるとわかるのですが目の前が隅田川になっていて、隅田川と浅草の街並みを一望することができます。夜に伺ったので夜景がキレイでしたね。
伺った日は暑かったので室内の席にしましたが、テラス席もあるので涼しい日は夜風を浴びながら食事に舌鼓を打つのは最高なんじゃないかなと思いました。室内の席はクラシカルな落ち着いた雰囲気でしたね。
お得すぎるナベノイズムさんのフランス レストランウィークコース
ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2022で予約できるナベノイズムさんのコース料理は8000円のコースひとつになります。メニューをチェックすると通常ランチは15000円、ディナーは25000円のコースになるのでそのお得さがわかると思います。
コースはランチとディナー共通で全部で5品提供されます。前菜からメイン、デザートから食後のコーヒーまで提供されるので十分お腹いっぱいになりますし、内容も満足できるものでしたね。
いや、満足というか大々満足する素晴らしい内容だったなと食べた後でも思ってしまいます。では、実際にいただいたメニューを一品ずつ紹介していきますね。
L’Amuse-bouche アミューズ
アミューズは全部で5品。ワンプレートに盛り付けてありますが一品ずつが小さくて可愛い作りになっているんですよね。左奥から北海道産洋梨『オーロラ』のガスパチョ、生の落花生、ピンチョス。手前が近隣老舗のコラボスナックになっています。
ガスパチョはやさしい酸味に洋梨の香りと甘み。そこにカシスリキュールが入ることでコクが生まれるんですよね。生の落花生は落花生の本来の味が楽しめる一品。塩胡椒でシンプルに味付けしてあります。
ピンチョスはグリーンオリーブマリネとセグロイワシの酢漬けとラディオブールのピンチョス。対照的な味の違いが面白かったですね。
コラボスナックは浅草の老舗店である大心堂さんと種亀さんとのコラボになります。大心堂の雷おこしにバター、アンチョビが乗った一品。甘いと塩っぱいの組み合わせが絶妙ですね。種亀の最中の皮にチーズと炙りしいたけが乗った一品は秋の訪れを感じさせる可愛さですね。
Le Saumon ニュージーランド産サーモン『ORA KING』
ニュージーランド産サーモンORA KING(オーラキング)を使ったメニューは生のサーモンかと思いきや、低温調理をして提供しています。
低温調理したサーモンはナイフを入れるとスーッと切れるほどの柔らかさなんですよ。柔らかくて生食感があって、お魚特有の臭みが全くないから最後まで美味しくいただけるんです。
特にこのお料理で気になったのはビーツですね。全面にビーツを打ち出しているというくらい目立っていてサーモンの上に乗っているピンク色のソースも、ビーツを使ったタルタルソースなんですよ。
これがビーツの癖がなくて食べやすいんです。いくらとサーモンをビーツのタルタルと合わせて食べることによってさらに旨味が増す気がしますね。
La Volaille 鳥取県大山どりモモ肉
メインディッシュは鳥取県大山どりモモ肉のバロティーヌになります。モモ肉に鳥のレバーとベーコンを詰めて真空調理しています。
さらにお皿には生黒胡椒のペースト、秋の味覚の銀杏、しいたけ、栗が彩りを添えています。お皿全体を覆っているのはワインを使った甘いソースですよ。
口に入れるとわかるのですが、モモ肉とベーコンとレバーがそれぞれの味を主張するかのように口の中で広がります。それぞれの旨味が楽しめて面白いんですよね。
ソースであるエッソンス・マデールの甘くてコクのある風味が大山どりのモモ肉を柔らかく包み込んでいく。個人的にはソースをバケットにつけて食べるのが美味しいと思ってしまいました。
モモ肉と一緒にサーブされるのはサラダ。広島県にある梶谷農園さんから届いた無農薬ハーブを使ったサラダになりますよ。さっぱりしていてお口直しに良いですね。
Dessert 京都府産 丹波栗のモンブラン エヴォリエ
お料理の後はお待ちかねのデザートの時間です。秋ということもあってデザートは京都府産 丹波栗のモンブランでしたよ。メニューに『栗の雨降らせて』と書いてあって、栗の雨とは一体どんなものなんだろうとと思っていたらサーブされてその内容が判明しました。
モンブランと一緒にテーブルに運ばれてきたのは蒸し栗と胡椒のパウダーです。この栗のパウダーを最後の仕上げとしてスタッフさんがモンブランにふりかけて栗の雨を降らせてくれるんですよ。
カフェのエスプーマクリームのほのかな苦味とブルーベリーの酸味が効いています。さらに鳥取県産のクロモジをアイスクリームに加えているので香りもとても爽やかなのです。コーヒーのエスプーマが個人的に好みでしたね。
エヴォリエとはフランス語で「進化する」という意味の言葉で、まさに進化版モンブランだなと思いましたね。洗練されたビジュアルとさっぱりとした口当たりなのが他にはモンブランだと思いました。
Cafe et Mignardises 日本堤バッハコーヒーと駒形をイメージした小菓子
デザートのモンブランも食べたのであとは食後のコーヒーいただいて終わりだなと思っていたら、さらにデザートが出てきて驚きました。どうやらこちらはコーヒーのお供の小菓子になるみたいですね。
グラスに入っているのはカヌレとマカロンです。カヌレは上からきな粉をかけていて、外の生地がパリパリで、中の生地がしっとりとしていて美味しいですね。マカロンには黒胡麻とほうじ茶とワサビが入っていて芳ばしさと食感が楽しめる一品でした。
コーヒーは食べログ喫茶店百名店2022に選出されている南千住のカフェバッハさんのコーヒー豆を使用しています。苦めでコクのあるコーヒーは焼き菓子との相性も良いですね。
今だけのお得で贅沢なフレンチコースを是非味わって欲しい!
久しぶりにフレンチのコース料理をいただきましたが、いろんな意味でフレンチの概念が覆って素晴ら」しいなと思ってしまいました。お料理が美味しいのはもちろんですが、ボリュームもあって、ビジュアルも楽しめて、サプライズもあって満足感が高かったです。
そして、なによりもダイナースクラブ フランス レストランウィーク2022のイベント期間はナベノイズムさんのコースが8000円でいただけてしまうというお得さですよね。せっかくの機会なので沢山の人にこのお得さと、そして渡辺雄一郎シェフの美味しいお料理に舌鼓を打って欲しいです。
ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2022の詳細と予約はこちらから確認をしてみてくださいね。
店舗情報
店名 | ナベノイズム |
住所 | 東京都台東区駒形2-1-17 |
アクセス | 浅草駅 A2-b出口 徒歩3分 |
電話番号 | 03-5246-4056 |
営業時間 | ランチタイム 12:00~15:00 ディナータイム 18:00~22:00 |
定休日 | 月曜日、他不定休あり |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
地図 |