さっきからカフェの周辺を歩いているはずなのに見つからない。
住所を確認したけれど、たどり着けない。
今回紹介する三軒茶屋の『ムーンファクトリーコーヒー MOON FACTORY COFFEE』さんはちょっとわかりづらいところにあります。
はじめて訪れるときは迷ってたどり着けない可能性のある隠れ家的カフェ
はじめて、『ムーンファクトリーコーヒー MOON FACTORY COFFEE』さんに伺ったときは、まさしくそんな感じだったんです。
住所を見て確認をして、たしかにこの辺りにあるはずと思いつつもお店にたどり着くことができないんです。
それもそのはず…。
カフェの看板はこの小さな木の板だけなんです。
あまりにもさり気なく置かれていて、周辺をウロウロしていても全然視界に入りませんでした。
オシャレなカフェがあるとは思えない建物ですよね。
恐る恐る、階段を上っていきます。
階段も庇も灯りも…。
すべてが昔のままで、ここだけ見るとザ・昭和のアパートという感じですよね。
スタイリッシュで居心地のよい空間がいいんです
でも、店内に入るとガラリと雰囲気が変わります。
木のテーブルと椅子に壁はコンクリートの打ちっ放し。
三茶のオシャレさんたちが駆け込んできてしまうオシャレでスタイリッシュな空間が現れます。
だからなのか、隠れ家的なカフェにも関わらず、いつも大勢のお客さんで賑わっています。
店内に無造作に置かれた本がいい感じなんです
店内の落ち着いた空間もいいのですが…。
さり気なく置いてある本がセンス良いんですよね。
珈琲飲む前から、そわそわして本の背表紙を追ってしまいます。
またカバーをはずした状態で並べられているのが、この空間に似合って美しいんですよね。
一人で訪れると、ここではゆっくり読書がしたくなりますね。
苦くてパンチの利いたコーヒーが美味しいんですよ
メニューもいたってシンプルです。
ドリンクメニューがほとんどで、食べ物は三種類だけなんです。
この日は、深煎りブレンドとミニチョコレートケーキをいただきました。
珈琲は、しっかりとした苦味とコクがあり、なおかつパンチの利いた苦味が口の中に残ります。
メニューがシンプルだからこそこだわりがわかるんです
その苦味があるからこそ、ケーキの濃厚なチョコレートが、活き活きと踊り出すんですよね。
昨今はサードウェーブコーヒーが流行しているので酸味が利いたコーヒーが好まれていますが…。
個人的には、こういうガッツリ苦味があってコーヒー飲んでますと実感できる方が好きですね。
珈琲豆は、北海道の喫茶室『豆灯』さんのものを使っているとのこと。
それを知ると地元が北海道なので、ますます親近感が湧いてしまいます。
ここはまさしく、大人が珈琲を飲むための憩いの場所ですね。
ひとりで来ても良いし、ふたりで来ても良い。
そのときの気分に合わせて使い分けができるカフェだと思います。
そろそろ、タルトタタンが食べたくなってきたので…。
月工場(ムーンファクトリーコーヒー)さんに足を運びますかね。
深煎りブレンド EFブレンド7 cup ¥700 / mug ¥800
深煎りストレート マンデリン cup ¥700 / mug ¥800
カフェオレ ¥800 / アイスコーヒー ¥800
自家製ミニチョコレートケーキ ¥500 / ピザトースト ¥700
店舗情報
店舗情報 | MOON FACTORY COFFEE |
住所 | 東京都世田谷区三軒茶屋2-15-3 2F |
アクセス | 地下鉄・世田谷線三軒茶屋駅 徒歩4分 世田谷線西太子堂駅 徒歩6分 |
電話番号 | 03-3487-4192 |
営業時間 | 14:00 – 25:00 |
休み | 木曜 |
喫煙・禁煙 | 全席喫煙可 |
地図 |