末の夕方5時過ぎ。
すでに客足も途えているだろうと訪れたのだが…。
予想に反して店内はお客さんで賑わっていた。
お目当てのケーキを食べるなら早い時間に訪れるべし
なんとかカウンターに腰を下ろすも、今度は衝撃の事実が発覚するのです。
それは…ショーケースに1個もケーキがないということ。

ショックを隠しきれなかったのですが、残っていたプリンとファイブレンドを注文しました。

スイーツがおいしいお店ということはわかっていたのですが、まさかこんなにも人気があるとは思っていなかったですね。
ケーキを食べるなら、早い時間に訪れるしかないようです。

そんなガッカリ感がありつつも、プリンはおいしかったです。
なめらかでとろけるような食感がいいんですよね。
もしかしたら、生クリームが入っているのかな。

そして、珈琲は久しぶりに衝撃を受けましたよ。
苦味が強く深い味。眠気が一気に覚める、覚醒させる珈琲と言えば良いですかね。
眠気が覚めるほど強烈な苦味がある独特の珈琲
この苦味はスイーツに合う。
それも、ここTIESのスイーツに合う珈琲なのではないかと思います。

店内の雰囲気や仕事ぶりが、まさしく職人という感じなのです。
でも、随所に遊び心も混ぜてあるんですよね。
色鮮やかなTOKIのコーヒーカップは、遊びの部分なのかなと思ってしまいます。
こだわりと遊びのバランスがとれた大人のカフェですね。
近々ケーキを食べにリベンジしようと思います。

ようやく、タイズさんのケーキにありつくことができました。
夕方に伺ったのですが、平日ということもあり何種類かケーキが残っていました。
チョイスしたのは、カシスというケーキ。

繊細ですね。
見た目もそうですが、味が繊細でゆっくり口の中で確認したくなるのです。
カシスムース、バニラムース、リキュールが染み込んだスポンジ。
それらが合わさって、はじめてひとつの味になるのです。
甘さの中に酸っぱさがあり、ちょっぴり苦味もある…。
芸術作品を口にしているような贅沢な気持ちにさせられますね。

コーヒー ¥600〜 / カシス ¥480
モカ ¥430 / ブルーベリーとチーズのタルト ¥650