表参道にまた一つ、注目の新名所が誕生した。2025年10月30日にオープンした「イエロー南青山」は、渋谷や池袋で行列をつくる人気オムライス店の新旗艦店。テレビ番組でも紹介され、オープン前から期待を集めてきた話題の存在だ。クラシックな喫茶店の温かさと、海外レストランのような洗練を兼ね備えた空間で、名物「飲めるフレンチトースト」やライブ演出のオムライスが楽しめる。訪れた人の記憶に残る“体験型”の料理が揃う、表参道の新たな目的地だ。
クラシックと洗練がとけ合う、南青山の新旗艦店
イエロー南青山が店を構えるのは、上質なショップが並ぶ南青山エリア。大通りから少し離れた、落ち着きのある立地にひっそりと現れる店構えは、どこかクラシックな喫茶店を思わせる親しみと、海外レストランのようなシャープさを同時に纏っている。
照明の色温度、家具の質感、空間の抜け感。そのすべてが緻密に計算され、訪れる瞬間から心地よい余白が生まれる。過度な装飾を排しながらも温もりを失わない空間デザインは、表参道らしい品とセンスを感じさせる。
提供される料理は、渋谷・池袋で支持されてきた看板メニューを軸に、南青山店ならではの演出や仕立てを加えたアップデート版。定番の味わいに「体験」を組み合わせることで、訪れた人の記憶に残る一皿へと仕上げている。
ジュワッとほどける“飲めるフレンチトースト”
まず味わいたいのが、店の名を象徴するスイーツ「飲めるフレンチトースト」。特製液が芯まで染み込んだ食パンをオーブンでふっくら焼き上げ、熱々の状態でバニラアイスをのせて提供する。
スプーンを入れた瞬間に立ち上がる湯気、そして驚くほど軽くほどける口当たり。まるで“飲む”ように消えていく独特の食感は、トーストの概念を優しく超えていく。溶けゆくアイスと、広がるメープルの香りが合わさる瞬間は、思わず頬がゆるむ幸福感。
シンプルでありながら計算し尽くされた味のまとまりは、メディアでも繰り返し紹介される理由を端的に示している。甘さも重さも控えめで、最後まで軽やかに楽しめる完成度の高い一皿だ。
ライブで仕上がる“ぱっかーん”オムライス
もう一つの柱となるのが、最高級「マキシマム濃い卵」を使用した濃厚オムライス。南青山店では、その提供方法そのものが魅力となっている。
テーブルに到着すると、シェフが目の前でオムレツを“ぱっかーん”と割り、黄金色の卵がとろりとライスを包み込む瞬間を目にすることができる。視覚からすでにおいしい、特別感のあるライブ演出だ。
そこに肉汁あふれるジューシーなハンバーグが重なり、自家製デミグラスソースとカマンベールソースが二重にかけられて完成。濃厚ながらどこか上品で、旨味とコクが幾重にも折り重なる。
ハンバーグの内部には特製チーズが潜んでおり、ナイフを入れるたびに表情が変わる“味の層”が広がる。ひと皿を食べる中で何度も新しい味に出会える構成は、“体験型オムライス”という言葉がぴったりだ。
b8種類から選べる、アニマルクリームソーダ
可愛いアニマルアイスが乗ったクリームソーダも、人気の大きな理由のひとつ。全部で8種類あるソーダは、それぞれ色味やフレーバーが異なり、デザート感覚で楽しめる。
特に人気なのが、うさぎのアイスがちょこんと乗った「いちごミルクフロート」と、くまアイス×メロンソーダの組み合わせ。見た目の可愛らしさはもちろん、甘さと爽やかさのバランスが良く、食事にもスイーツタイムにもよく合う。
写真映えするビジュアルながら、味わいはしっかり大人も満足できる仕立て。友人と違うフレーバーを頼んで並べて撮るのも楽しいメニューだ。
店舗情報
- 店名：イエロー南青山
- 住所：東京都港区南青山5-10-1 H2 AOYAMA BUILDING F2
- 営業時間：11:00～22:00
- 定休日：無休
- アクセス：表参道駅 B1出口 徒歩3分
クラシックな喫茶店の安心感と、海外レストランの洗練を併せ持つ店内は、日常のテンポを少し変えてくれるような心地よさがある。ランチ・カフェ・ディナーすべてで使いやすく、男女問わず幅広い世代が楽しめるのも魅力。
オープン直後からSNSでも話題が広がり、すでに「表参道の新名物」として注目されつつある。渋谷・池袋の人気メニューが、“より体験価値を帯びた一皿”に進化しているのが南青山店の大きな特徴なので是非訪れて欲しい。
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